最近､寄ったときはﾗｯｷｰでした｡
ちょうど､もちﾊﾟｲが焼きあがった瞬間でした｡
初めてｱﾂｱﾂのもちﾊﾟｲを食する機会にめぐまれたのです｡

もちﾊﾟｲは以前から食べていましたので
美味しいことは十分わかっていたのですが､
焼きたては格別でした｡

すでに焼きあがってｶｳﾝﾀｰの中に入っていたのではなく､
焼きあがったほうを売ってくださったｽﾀｯﾌの方に感謝します｡
他にもﾛｰﾙｹｰｷなどもあったのですが､
この､もちﾊﾟｲ意外に一個でもお腹いっぱいになるので
買いすぎにご用心です｡ちょくちょく買いに行くのが吉！

掛川市迄行ったので何かお土産になる物はないかと検索!
見つけ出したのは此方の｢御餅処 もちや｣さん､和菓子を中心に販売しているお店になります｡
お店は創業200年を超えているようですので､城下町ならではないのでしょうか｡
此方の名物は｢振袖餅｣､なんでも午前中に売り切れる事もあるようで少し不安でしたが､かろうじて残っていたので6個入りを購入してみました｡
箱を開けると､俵屋型の大福餅ときな粉餅が3個ずつ入っていました｡
手に取るとずしりとした重みを感じお餅も柔らかく滑らかでしっかりと伸びます｡
どちらもたっぷり粒餡が入っていて重さの正体はこの餡子にあるようです｡
餡子自体も塩加減が絶妙で甘すぎず､しょっぱすぎずの味付けは正に良い塩梅と言えるのではないでしょうか｡
そして､｢振袖餅｣には渋めのお茶が良く合います｡
お餅と渋めのお茶､日本人で良かったなと思う瞬間でした｡
ごちそうさまでした｡

持ち帰りのみの昔ながらの和菓子屋さんです｡
振袖もちが有名ですが､他のものも美味しいです｡
この日は餅ﾊﾟｲと桜餅を購入しました｡
桜餅は関東系で､こしあんです｡
餡の甘みが絶妙でしつこくなく桜の香りも楽しめます｡
餅ﾊﾟｲはﾊﾟｲの中にあんこと餅が入っている和洋折衷のお菓子です｡
だいたい､焼き立てを出してくれるので暖かいうちに食べられます｡
黄味しぐれや上生菓子もおいてあります｡
人気店なので夕方行くと売りきれてない場合も多いので早目の時間に買いに行かれることをおすすめします｡

当店の目の前には江戸日本橋から58里目の一里塚があります｡
すぐ脇の逆川に架かる馬喰橋は､かつて長さ23間（約41.8ﾒｰﾄﾙ）の土橋だったようです｡

室町時代中期の文明年間（1469年から1487年）に､駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い､家臣の朝比奈氏に命じて築城させたと伝えられています｡
明治維新とともに廃城となりましたが､平成6年（1994年）に｢東海の名城｣と呼ばれた美しさそのままに､日本初の｢本格木造天守閣｣として復元されました｡

蕗の門は､かつて掛川城内にあり､城外･侍町より､本丸･二の丸･三の丸の要所を結んでいました｡
廃城後の明治5年（1872年）､円満寺が買い受けて現在地に移築されました｡市の文化財に指定されています｡

城主の公邸､藩の役所､公式式典の場などとして使用されていました｡
現存する御殿は､江戸時代後期に再建された建物で､全国で数ｶ所にしか残っていない大変貴重なものとして､国の重要文化財に指定されています｡

掛川大祭り